「オリーブヤング(オリヤン)って、いつ行くのがいちばん安いの?」ソウル旅行を控えた人から一番よく聞かれる質問のひとつです。答えは意外とはっきりしています。オリーブヤングには年に4回、きっかり7日間だけ開かれる定期セール、オリーブヤングセール(올영세일/オリヤンセール)があり、その1週間に合わせて航空券を取る外国人が年々増えているのです。この記事では、2026年に実際に開かれたセールの日程と2025年のスケジュール、次の12月回の予想時期、そして旅行者目線で「セール中に行くと具体的に何が得なのか」を、オリーブヤングの公式発表を中心にまとめました。

まず結論から

  • オリーブヤングセールは毎年3・6・9・12月、1回7日間。2026年は3月1〜7日、5月31日〜6月6日、8月30日〜9月5日に開催(公式)。
  • 残るは12月回。10月3日時点では未発表ですが、2024年(12/1〜7)と2025年(11/30〜12/6)を見ると、11月末〜12月第1週が有力です(予想)。
  • 棚のセール価格と日替わり特価は旅行者もまったく同じ。国内会員限定クーポンは使えませんが、主要店舗の即時免税(15,000ウォン以上・パスポート原本)はセール価格にもそのまま重ねられます。

2026年のオリーブヤングセールはいつ?次回はいつ?

2026年は3月1日〜7日、5月31日〜6月6日、8月30日〜9月5日の3回開催され、残る12月回はまだ日程が発表されていません。オリーブヤングは毎回のプレスリリースで、このセールを「年4回(3・6・9・12月)開かれる定期割引イベント」と説明していますが、実際の日付を見ると、正確にはその月の第1週をまたぐ7日間。6月のセールが5月31日に、9月のセールが8月末に始まるのはそのためです。

オリーブヤングセール 回ごとの日程と規模 — 2025年 vs 2026年(オリーブヤングのプレスリリース・報道ベース)

回2025年2026年2026年セール商品数
3月(春)3/1(土)〜3/7、約1万6000品目3/1(日)〜3/7約3万品目
6月(夏)5/31(土)〜6/6、約2万品目5/31(日)〜6/63万2000品目
9月(秋)8/29(金)〜9/4、約2万品目8/30(日)〜9/5約3万4000品目
12月(年末)11/30(日)〜12/6未発表(11月末〜12月初め予想)—

目を引くのは規模の拡大です。同じ3月のセールでも、対象商品は2025年の約1万6000品目から2026年は約3万品目と、ほぼ倍増。9月も2万品目あまりから3万4000品目に増えました。2026年は3回とも日曜に始まり土曜に終わっている点も、旅程を組むときの参考になります。

12月回はいつ頃?(予想)

12月のセールは2024年が12月1〜7日、2025年が11月30日〜12月6日に開かれ、どちらもその年のオリーブヤングアワード(年間の購買データから選ぶ部門別人気商品)の受賞アイテムを前面に出していました。この流れなら、2026年も11月末〜12月第1週の7日間が有力です。ただし、これはあくまで過去のパターンからの予想。オリーブヤングは通常、開始の1〜2日前にならないと公式日程を発表しません。航空券を先に押さえる必要があるなら、12月第1週をゆったりカバーする日程にしておくのが安全です。

オリーブヤングセール中はどれくらい安くなる?

オリーブヤングは2024〜2025年のセール告知で、割引率を**最大70%**としていました。ただ「最大」の言葉どおり、70%は一部の品目の数字です。2025年9月のセールでは、プレミアムブランド商品は最大30%オフでした。2026年の3回の告知には、最大割引率そのものが書かれていません。

セールの実際の「お得感」は、割引率ひとつよりも中身の組み立てから生まれます。2026年3月のセールを例にとると、こんな構成でした(オリーブヤング発表)。

7日間
1回あたりのセール期間(2026年は3回とも)
3.4万品目
2026年9月セールの対象商品数
1,500+
オリーブヤングセール参加ブランド数
11倍
3・6月の連続セールに合わせて訪韓した外国人(3年前比)

外国人旅行者が受けられる特典、受けられない特典は?

**棚のセール価格と今日の特価は誰でも同じ。会員限定の特典は受けられません。**オリーブヤング明洞グローバルタウンの公式案内によると、国内メンバーシップは韓国居住者で本人名義の連絡先がある人しか登録できず、会員特別割引は韓国国内オンラインモールのアカウントを持つ会員専用です。外国人には海外配送用のグローバルモール(global.oliveyoung.com)のメンバーシップが案内されますが、これは海外から注文するための別のモールです。

そのかわり、セール期間中は外国人客の多い店舗向けの特典がよく付きます。オリーブヤングは明洞・弘大(ホンデ)・聖水(ソンス)・江南(カンナム)、釜山、済州(チェジュ)など、外国人の売上比率が高い全国110あまりの店舗をグローバル観光商圏として別管理しており、2025年6月からはこれらの店舗で、観光客に人気の商品だけを選んで割引する「Bu¥ No₩(バイ・ナウ)」企画をセールのたびに実施しています。2026年3月は、スキンケアデバイス・シートマスク・洗顔フォームなど15品目が対象でした。

オリーブヤングの割引・特典、旅行者にも適用される?(公式案内・プレスリリースベース)

特典旅行者への適用メモ
セール価格・1+1・ダブル企画適用店頭の表示価格どおり。会計時の手続きは不要
今日の特価適用セール期間中、毎日変わる1日限定の追加割引
観光商圏特価(Bu¥ No₩)適用グローバル観光商圏の店舗限定、回ごとに品目が異なる
簡単決済の追加割引回による2025年9月・12月のセールでAlipay・WeChat Pay・UnionPay・WOWPASS決済時に追加割引を実施
セールクーポンパック・先着順クーポン事実上むずかしいオンラインモールの特典ページでダウンロードする方式
オリーブメンバーズの等級クーポン不可韓国居住・本人名義の連絡先が必要
即時免税適用主要店舗、15,000ウォン以上、パスポート原本

ちなみに国内の会員制度オリーブメンバーズは、直近6か月の購入額でゴールド(100万ウォン以上)からベビー(10万ウォン未満)まで5等級に分け、等級ごとにクーポンを配っています。会員向けの月例イベント(2025年の報道では毎月25〜27日の「オリーブデー」)や、毎月ブランドを選んで推す「オリヤンピック(올영픽)」のような常設企画もありますが、ほとんどは会員アカウントがあってこそ意味があるもの。短期旅行者の計算からは外しておくのが現実的です。

セール中、実際によく売れたものは?

オリーブヤングがセール直後に公開したデータを見ると、**セールの売れ筋は季節をぴったりなぞります。**6月は紫外線と汗、9月はホームケアとメイク、12月はその年のアワード受賞アイテムです。

☀️
6月:日焼け対策の「サバイバルビューティー」
人気上位はグーダルのドクダミ(オソンチョ)日焼け止め、ビオレUVアクアリッチ ミスト、ソーナチュラル セッティングフィクサー。日焼け止めパウダーの検索は前年比284%増。
🛁
9月:おうちでできる「ホームスパ」
セールの1週間でヘアパックの検索が68%、ハンドパックが69%増加。皮脂を吸着する吸着パックの検索は約5倍に。
🎀
9月:サンリオコラボ
セール初日、オンラインの人気検索ワード上位3位圏内に「サンリオ」「ハローキティ」。12地域のハローキティ キーリングセットが序盤から売れました。
🧴
観光客特価の常連
2026年9月の外国人向け特価には、バイオダンスのディープマスク、アヌアのPDRNクリーム、アレンシアのクレンザー、トリデンのヒアルロン酸マスク(コスモーニング報道)。

セール以外の時期の販売ランキングと比べると、流れがよりはっきり見えてきます。普段のオンライン1位はメディヒールのシートマスク10+1セット(オリーブヤング オンラインのベストセラー分析)で、海外顧客ベースでは9月に入ってクリーム類が急上昇しました(グローバルモールTOP 100、2026年9月)。つまりセールで買うべきなのは「もともと買うつもりだった定番品」と「季節限定の企画セット」の2つ。12月のセールなら、2025年と同じくアワード受賞商品や年末ギフト向けの限定企画が中心になる可能性が高いでしょう。2025年12月には、グローバル観光商圏の店舗で、海外顧客の購買データから選んだグローバル部門の受賞アイテムを別途割引したこともありました。


セールに合わせた旅程はどう組めばいい?

**7日間のうち最初の2〜3日、それも平日の午前が、在庫と混雑のバランスがいちばんいい時間帯です。**オリーブヤングとグローバルタックスフリー(GTF)の共同分析によると、セールに合わせて韓国を訪れる外国人が急速に増えており、セール週の観光地の店舗はいつも以上に混雑せざるを得ません。

オリーブヤング・GTF分析(2026年6月発表):2026年3月と6月のセールに続けて韓国を訪れ買い物をした外国人は、3年前の11倍。2025年のセール期間だけで3回以上韓国を再訪した外国人も約6,200人いました。6月のセール期間中、首都圏以外の店舗の外国人売上は前年比72%増と、全国平均(45%)を大きく上回りました。

セール週はこう動けば損が少なくなります。

セール週のショッピングチェックリスト

  • 本命の買い物は初日〜3日目に。人気の企画セットは、セール後半になるほど品切れが増えます。最終日は駆け込み客が集まり、選択肢は減ると考えておきましょう。
  • 今日の特価は日付ごとに違います。どうしても買いたいブランドがあるなら、アプリや店内の案内板でそのブランドの特価日を先にチェック。
  • 週末の夜の明洞は避ける。同じセール価格なら、平日の午前や宿の近くの店舗のほうがずっと楽です。
  • パスポートは原本を持参。即時免税は写真やコピーでは受けられません。

**明洞の大型店と街なかの店舗、どちらがいい?**目的次第です。明洞タウンのような大型店は在庫の幅が広く、観光客に人気の商品を入口近くにまとめていて、外国語スタッフ、即時免税、観光商圏限定の特価(Bu¥ No₩)もそろっています。そのかわり、セール週はいちばん混み合います。住宅街の店舗は空いていて日用品中心の品ぞろえですが、外国人に人気の企画セットはそもそも入荷しないこともあり、即時免税も「主要店舗」中心なので、すべての店舗で受けられるわけではありません。店舗のランクによって陳列がなぜ違うのかは、ソウルのオリーブヤング店舗数とランクまとめで詳しく取り上げています。

おすすめの回り方

リストに入れた観光客人気商品や企画セットは、セール序盤の平日に観光商圏の大型店1か所でまとめ買い(即時免税も一度に)。足りない日用品や追加の買い物は宿の近くの店舗で補う——これが時間と体力をいちばん節約できる方法です。

セール価格に免税まで重ねると、実際いくら得する?

**重ねられます。ただし還付額は定価ではなく、実際に支払ったセール価格を基準に計算されます。**タックスリファンドは、支払った金額に含まれる付加価値税を払い戻す制度だからです。明洞グローバルタウンの公式案内によると、15,000ウォン以上買ってパスポート原本を見せれば店頭ですぐ還付され(即時還付)、レシート1枚あたりの上限は100万ウォン、滞在中の総額は500万ウォンまで。衛生用品・ショッピングバッグなどは還付の対象外です。

還付額は決済金額の区間ごとに階段式で決まっているため、セール価格のせいで合計が区間のすぐ下に落ちると損をすることがあります。グローバルタックスフリーの還付表(サイト既存記事の分析ベース)で例を見てみましょう。下の割引率30%は計算のための仮定です。

計算例 — 定価14万ウォン分を30%オフで買った場合(割引率は仮定、還付額はGTF還付表ベース)

ケース支払額即時還付実質負担定価比
セールなしで定価購入140,000ウォン7,000〜10,000ウォン130,000〜133,000ウォン約5〜7%節約
セール価格のまま98,000ウォン5,000ウォン93,000ウォン約34%節約
セール価格+2,000ウォンの商品を1つ追加100,000ウォン7,000ウォン93,000ウォン(商品が1つ増える)約35%節約

75,000〜99,999ウォンの区間は還付が5,000ウォン、10万ウォンからは7,000ウォンなので、9万ウォン台後半でレジに並んだなら、リップバームやシートマスクを1枚足したほうが実質タダというわけ。ポイントは、節約の大部分(この例では30%)をセールが生み、免税はその上に支払額の約6〜7%を上乗せしてくれるということです。区間ごとの正確な還付額と空港での還付手続きは、韓国タックスリファンドの実際の還付額まとめに表で整理しています。

データと出典